6月の定期テストが終わり、答案が返却されるこの時期。
点数を見て「よかった!」、「やばいかも…」と感じたその先に、実は“本当に成績が上がるかどうか”の分かれ道があります。
今回は『テスト結果が返ってきたら大切なこと』の後編として、お子さま自身がテスト返却後にやっておくべき5つの行動をご紹介します。
すべてを完璧にやる必要はありません。ひとつでも実践できれば、次のテストへの手応えが変わってくるはずです。
✅その1:点数より「中身」を確認しよう

テスト返却のときにまず見てしまうのは点数。でもそれだけでは“自分が何を理解できていて、何が苦手なのか”はわかりません。
答案全体を見て、どこでミスしたか、どんな問題が正解できたか、しっかり確認してみましょう。
→【ポイント】
✔ 正解していたけど、実はなんとなくで答えた問題は?
✔ ミスの原因は?うっかり?勘違い?知識不足?
✅その2:「やり直しノート」を作ってみよう

間違えた問題をそのままにするのはとてももったいないこと。
できなかった問題を解き直し、「どうすればできるようになるか」を書いておくと、次回の自分の助けになります。
→【おすすめの書き方】
①問題を貼る or 書き写す
②自分の答えを記録
③正しい答えと解説
④「なぜ間違えたか」「次はどうするか」のメモ
✅その3:テスト勉強の“振り返り”をしてみる

テスト結果が出た今だからこそ、こう振り返ってみましょう。
いつから勉強を始めた?
どんな方法でやった?
どの教科が順調だった?どこがうまくいかなかった?
「結果」だけでなく「やり方」を見直すことで、次の勉強法をアップデートできます。
✅その4:「次にどうするか」を言葉にしてみよう

テストが終わったら、「また次がんばろう」と思うかもしれません。
でも、ただ“がんばる”だけではもったいない!
→【行動につなげる例】
×「英語もっとがんばる」
○「毎日10分、英単語アプリで復習する」
目標を“行動レベル”で言葉にしてみましょう。
✅その5:先生やまわりの人に相談してみよう

自分だけで答えが出ないときは、学校や塾の先生、家族に相談するのも立派なアクションです。
「この教科、どう勉強したらいい?」、「ミスが多いんだけど、どうすれば減る?」
など、自分から質問する力も、学力アップの一部です。
🔚終わりに
テストは「結果を受け取って終わり」ではありません。
むしろ、返却されたテストこそが、“自分を伸ばすための材料”です。
失敗も成功も、振り返って次につなげればすべてが「前進」です。
自分なりのやり方で、ひとつでも行動に移してみてください。
そして、「自分だけじゃ難しいな」と感じたときは、いつでも明光義塾の先生たちに相談してください。
次は一緒に“もっといい結果”をつくっていきましょう!